風立ちぬ ネタバレ 結末 宮崎駿 スタジオジブリ

風立ちぬ ネタバレ 結末 宮崎駿 スタジオジブリ

スタジオジブリ宮崎駿の「遺作」とも言われる「風立ちぬ」は
実在するゼロ戦設計者・堀越二郎の自伝(ノンフィクション)と
同時代の作家・堀辰雄の小説「風立ちぬ」(フィクション)の二つの要素に
宮崎駿の内部に宿る「飛行機マニア」の要素を重ね合わせて、紡ぎ出した映画です。

風立ちぬ」のネタバレ・結末はどうなるか…


※閲覧注意!完全に「風立ちぬラストシーンネタバレです。

↓ここから
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風立ちぬ ネタバレ 結末


医者として定期的に菜穂子を診ていた加代が、バスの中から歩き去る菜穂子の姿を見つける。
黒川夫人とともにあわただしく離れの部屋に向かうが、そこには菜穂子の荷物はなにひとつなく、きれいに整頓され、机の上に手紙がきっちり三通置かれていた。加代は自分宛の手紙を開封する。「お姉さん!菜穂子さん山へ帰るって!呼び戻してきます!」しかし黒川夫人は「だめよ!追ってはなりません…菜穂子さんが汽車に乗るまで、そっとしておきましょう。」


「美しいところだけ、好きな人に見てもらったのね…」


手紙を握りしめたままで外へ飛び出す加代。しかし立ち止まり、体を震わせて号泣する。


田園を走り抜ける列車の座席に一人座る菜穂子
彼女は死ぬために山へ帰るのだ。



後のゼロ戦の原型となる二郎の九試は、その美しい姿で空を飛び回っていた。テスト飛行は大成功だった。速度は240ノット(約440キロ)に達していた。驚きと歓喜に包まれる服部、黒川、三菱の社員たち。


しかし二郎はその時、まったく別の場所に立った風を感じていた。


パイロットが二郎に握手を求めてきた。「すばらしい飛行機です。ありがとう」



日本、敗戦する


1945年(昭和20年)


空を無数のB-29爆撃機が覆っていた。燃えさかる日本の都市。日本は戦争に負けたのだ。



二郎は夢の中にいた。無数の航空機の残骸の中を歩いていた。
草原に出た。カプローニが立って二郎を出迎えた。
二郎「ここは最初に僕らが会った草原ですね」カプローニ「夢の王国だ…」
二郎「地獄かと思った」カプローニ「似たようなものだな」


カプローニは問う「君の10年はどうだったかね?」
「力は尽くしました…終わりはズタズタでしたが」「国を滅ぼしたんだからなぁ…」

その時、草原の向こうから美しい飛行機の編隊が通り抜けるてゆく「あれかね…君のゼロは」
パイロットたちが次々に敬礼していく。白い機体が空を覆い尽くす。
カプローニ「美しいな。いい仕事だ」二郎「一機も戻ってきませんでした…」


カプローニ「生きて帰りし者なし…飛行機は美しくも呪われた夢だ。大空はみな飲み込んでしまう…」


そしてカプローニが、ずっとここで二郎を待っていた、という人を指さす。


遠くに、白いパラソルを持った女性が立っている。ゆっくりと歩いてくる。


菜穂子だった。


「あなた…生きて…」微笑む菜穂子


その時、風が立った。
菜穂子はまるで風に溶けるように消えさっていく。


二郎「ありがとう…ありがとう…」声を震わせて、菜穂子に最後の別れを告げる。


行ってしまった。今度こそ…本当に。


カプローニ
「君は生きねばならん…
その前に、寄っていかないか?…いいワインがあるんだ」
夢の中の草原を歩き出す二郎カプローニ

ー終ー



↓「風立ちぬ」あらすじはこちら
>風立ちぬ あらすじ
posted by トトロ at 15:42 | Comment(8) | 風立ちぬ ネタバレ 結末 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ジブリ作品は作画も素晴らしく、メッセージ性や懐かしさや郷愁を感じさせられ毎回映画館なりdvdなりで全作品を鑑賞しました。一つだけ希望するのは、やはりプロの声優で作って欲しいと思います。やはり所謂芸能人の方々や今回だと庵野さんの様な知人系?!の方々は、どうしても棒読みっぽい、声から感情が感じられない感じがしてしまいます。声優で固めたジブリ作品見たい!です。
Posted by 匿名希望 at 2013年07月22日 03:20
本日劇場にて観賞させていただきました。
とても良い作品だったとおもいます。
ただ庵野秀明氏の声・・・演技力というより大学生の二郎の声には・・
歳を重ねた後は良いのですが・・・
あと・・菜穂子と二郎のエンディング・・・
あれほど思いあっている二人であるのならば・・・
堀辰雄の原作では最後を看取ってますよね。
二郎にも菜穂子の最後を看取らせてあげて欲しかった。
ジブリアニメでカップルがアニメとしてのエンディングで
幸せだったのは「耳を澄ませば」と「海がきこえる」だけの気がします。
何かエンディングがポツンと切られたような未消化な感じがしてしまいました。
でも今回僕のジブリ作品のの一番好きなところ。
「美しい空」が描かれていて良かったです。
Posted by たぬきつね at 2013年07月24日 16:35
庵野さんの二郎、よかったですよ。
朴訥とした雰囲気、抑制された感情表現、技術者的な内向きの発声・・・
二郎はあの声じゃなきゃいけなかったと思います。
プロの声優さんの豊かな表現力は二郎の声にはふさわしくなかったと思いますね。
現代よりも何十倍も閉塞感に包まれていたあの時代、
恋に仕事に全力で体当たりして「いま」を生き抜こうとした主人公が
あの声だったからこそ
人の心を打つ作品になったんだと思います。
素晴らしい演出だと思いますね。
Posted by ピクサーとジブリしか観たことないけど at 2013年07月28日 00:53
庵野さんの二郎は、となりのトトロのさつきとメイのパパの声(糸井重里さん)に違和感ない人にとっては、良かったんじゃないかなあ。私は、サツキとメイのお父さんの声は、なんともいえない存在感があって、ずっと後になって糸井さんの声だったんだと知ったときは驚愕したくらいでした。「案外そうかもしれないね」というセリフと共に、心に焼き付いています。
庵野さんの二郎は、子役の声が素晴らしく抑揚もしっかりついていただけに、最初はビックリしましたが、『ああ、賛否両論のある庵野さんの声とはこの声か』とはじめこそ思いましたが、なかなか良かったと思いました。知性故か、気持ちの抑揚を声に表さないしゃべり方をする人って、理系の人に結構多いと思いますし。。。
他の声優さん達がしっかりしているので、これはこれで良かったと思います☆
Posted by ゆりぱ at 2013年07月30日 21:53
絵が、ハウルまでのジブリ作品と比べて とても雑に感じました。
ピークは、千と千尋まで??

庵野さんの声が、棒読み過ぎて
大事なシーンであればある程
気持ちが付いて行かず 残念。


感動はしたのですが、もっと感動できたかも…と思え ウズウズします。
Posted by ロペ at 2013年07月31日 23:25
心情を理解した風な声優の声より、庵野氏の空虚な声が良かったのだと思います。愛も絶望も怒りも、何も表現しない稀有な声質ですよね。あの引っかかりというか、違和感こそが必要だったのだと思います。
Posted by RARUWO at 2013年08月05日 11:50
 二郎の声は庵野さんしかありえません。あの内から出る朴訥さ誠実さ、声優さんや顔が脳裏にちらつく芸能人ではダメです。
 この映画が頭から離れず、堀達雄にはまっています。
Posted by kumi at 2013年08月16日 12:43
昨日評判を聞いて某アニメ映画を見に行きました
宮崎監督が声優さんを使わない理由が良く判りました
甘ったるい声に背筋がこそばゆくって困りました
好きな人にはたまらないんだろうが今のアニメはあのような声が主流なのだろうか
風立ちぬをもう一度みて口直しをしたい気持ち

それにしてもあの甘ったるい声から 私を見て見て 私可愛いでしょ 私を守って守って
のようなメッセジーがあるように聞こえたのは気のせいかな〜
Posted by ぬり絵 at 2013年10月18日 11:18
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